事業概要

在タイ・ミャンマー難民(難民未認定者を含む)の多くがミャンマーの少数民族であり、タイの医療制度にアクセスすることが困難である。またミャンマー少数民族支配地域では医師や看護師の絶対数が不足している。タイのミャンマー難民社会とミャンマー少数民族地域ではメディックと呼ばれる医療従事者が医療を担当しているが、外科治療ができるメディックは極端に不足している状況である。

そこでタイ北部に居住するミャンマー少数民族の難民メディックに対し、メーソットにあるメータオクリニックを会場にした外科研修を開催し、外科技術の指導を行う。また同時に指導者として育成することで、将来的な医療環境の底上げを目指す。

 

事業目的

ミャンマー難民の自主的な帰還を進める上での大きな障害となっている帰還地の医療環境の改善を図るため、帰還後にミャンマー少数民族地域の医療を担当することになるタイ在住のミャンマー難民メディックに対して、外科技術を向上させ、指導者として自立させることを目的とする。

 

開催期間 2013年12月 - 2016年3月

開催場所 タイ・ターク県・メーソット メータオ・クリニック

  

ミャンマー少数民族メディックに対する医療教育プロジェクト